私が今気になっている銘柄5選|AI・半導体・フィジカルAI・宇宙の「裏側」に注目

時事

最近、投資先を探している中で、私が特に気になっている企業があります。

これまで私はNASDAQ100やS&P500、TOPIXなどのインデックス投資を中心に考えてきましたが、資産1億円を目指すのであれば、将来的に大きく成長する可能性のある個別株にも投資していきたいと考えています。

そこで最近は、AIや半導体、フィジカルAI、宇宙開発など、これから市場そのものが大きく成長する可能性がある分野を調べています。

その中で私が特に注目しているのが、

「これから伸びる市場で、圧倒的な競争優位性を持っている企業」

です。

今回は、私が調べた情報の中から、特に気になっている5銘柄を紹介したいと思います。

投資で重要だと思う「モート」という考え方

銘柄を調べている中で、最近私が意識するようになったのが「モート」という考え方です。

モートとは、簡単に言えば競合他社から企業の利益を守る「堀」のようなものです。

例えば、

・圧倒的な市場シェア
・他社には真似できない技術
・特許
・高い乗り換えコスト
・巨大な設備投資
・ブランド力
・ネットワーク効果

などが、企業の競争優位性につながります。

長期投資では、単純に「売上が伸びている会社」を探すだけではなく、10年後、20年後も競争優位性を維持できる会社なのかを見ることが重要だと私は考えています。

実際、経済的なモートは、競争から利益や市場シェアを守り、長期的に高い収益性を維持できるかを見るための考え方として使われています。(モーニングスター⁠)

この視点で企業を調べていくと、非常に面白い会社が見つかりました。

① KLA|AI半導体を「検査」する会社

最初に気になったのが、アメリカのKLAです。

KLAは半導体の検査・計測装置を手掛けている企業です。

一見すると、エヌビディアのようなAIの中心企業と比べて地味に感じます。

しかし、調べてみると非常に重要な会社であることが分かります。

AIが進化すると、より高性能な半導体が必要になります。

そして半導体が微細化・高性能化するほど、製造工程におけるわずかな欠陥が大きな問題になります。

そこで必要になるのが、半導体を検査する装置です。

私が調べた資料では、KLAは光学式ウェーハ欠陥検査装置で90%以上のシェアを持つ企業として紹介されています。

つまり、

AIの成長
↓
高性能半導体の需要増加
↓
半導体製造の高度化
↓
検査・計測の重要性が上昇
↓
KLAにも恩恵

という流れが期待できます。

AIそのものを作っている企業ではありませんが、AI半導体の普及を裏側から支える企業というところに魅力を感じています。

② 味の素|実はAI半導体を支える企業

次に気になったのが、意外にも味の素です。

「味の素がAI関連銘柄?」

と思う人も多いと思います。

私も最初はそう思いました。

ところが調べてみると、味の素は食品だけではなく、半導体関連の電子材料も手掛けています。

特に注目しているのが、半導体パッケージに使われるABFと呼ばれる材料です。

私が調べた資料では、最先端半導体向けの絶縁材料で95%以上のシェアを持つ企業として紹介されています。

ここが非常に面白いところです。

AI半導体の性能が向上すればするほど、半導体そのものだけではなく、それを構成する材料や製造技術の重要性も高まります。

つまり味の素は、

AIを作る会社ではなく、AI半導体の進化を裏側から支える会社

という見方ができます。

こういう「一見するとAIとは関係なさそうな企業」を調べるのが、最近の私の投資の楽しみの一つです。

③ IDEC|フィジカルAI時代の「安全」を支える会社

3社目がIDECです。

私は今後、AIの成長テーマとして「フィジカルAI」にかなり注目しています。

フィジカルAIとは、AIがパソコンやスマートフォンの中だけではなく、ロボットや自動運転車など、現実世界で動くようになる技術です。

例えば、

・工場で働くロボット
・物流倉庫のロボット
・介護ロボット
・自動運転車
・家庭用ロボット

などです。

しかし、ロボットが人間と同じ空間で動くようになると、非常に重要になるのが「安全性」です。

そこで私が気になったのがIDECです。

調べた情報では、IDECはロボットの安全装置で高い世界シェアを持つ企業として紹介されています。

フィジカルAIが普及すればするほど、

「AIを賢くする技術」だけではなく、「AIを安全に動かす技術」

も必要になります。

しかも安全装置は人命に関わります。

価格が安いからという理由だけで、簡単に別メーカーへ乗り換えるとは考えにくい分野です。

そのため、長年の実績や信頼性そのものが競争優位性になる可能性があります。

私はここにIDECの面白さがあると考えています。

④ ASML|最先端半導体に欠かせない企業

4社目はASMLです。

ASMLは、半導体を製造するための露光装置を作っているオランダの企業です。

特に重要なのがEUV露光装置です。

最先端半導体を製造するためには非常に微細な回路を形成する必要があり、そのための重要な装置をASMLが供給しています。

私が調べた情報では、ASMLは半導体露光装置市場で90%以上のシェアを持ち、最先端のEUV露光装置では事実上の独占的なポジションを築いているとされています。

これはかなり強烈です。

AI半導体の需要が伸びる。

↓

半導体メーカーが最先端半導体の生産能力を増やす。

↓

最先端の製造装置が必要になる。

↓

その重要な装置を供給しているASMLにも恩恵が期待できる。

という構造です。

もちろん、半導体設備投資が減速すれば業績への影響を受ける可能性もあります。

それでも、長期的なAI・半導体需要を考えたとき、私はASMLをかなり重要な企業だと考えています。

⑤ SpaceX|宇宙産業のゲームチェンジャー

最後に、私が以前から気になっているのがSpaceXです。

私が調べた情報では、SpaceXは再利用可能なロケットによって打ち上げコストを大きく引き下げ、宇宙輸送市場で圧倒的な存在感を持つ企業になっています。

さらに面白いのが、ロケットだけではありません。

SpaceXはStarlinkという衛星通信サービスも展開しています。

つまり、

ロケットを作る
↓
自社のロケットで衛星を打ち上げる
↓
衛星通信網を拡大する
↓
通信サービスから収益を得る
↓
さらに宇宙インフラを拡大する

という独自のビジネスモデルを構築しています。

宇宙産業が今後さらに成長すると考えるのであれば、私はSpaceXを無視することはできないと思っています。

私が注目している5社に共通すること

今回調べていて面白いと思ったのは、この5社が必ずしも「AI企業」ではないということです。

KLAは半導体検査。

味の素は半導体材料。

IDECはロボットの安全装置。

ASMLは半導体製造装置。

SpaceXは宇宙輸送・衛星通信。

それぞれ事業内容は全く違います。

しかし共通しているのは、

「巨大な成長市場を裏側から支える」

ということです。

私は今まで、AIに投資するならエヌビディア、マイクロソフト、アルファベットなど、分かりやすい企業を見ることが多かったです。

もちろん、これらの企業も非常に魅力的だと思っています。

ただ、最近は少し視点を変えて、

「その市場が成長したとき、絶対に必要になる会社はどこなのか?」

ということを考えるようになりました。

ただし「シェアが高い=買い」ではない

ここは自分自身への注意点としても書いておきたいと思います。

市場シェアが高いからといって、その株を買えば必ず儲かるわけではありません。

どれだけ素晴らしい企業でも、株価が割高になっていれば、投資リターンが低くなる可能性があります。

実際、モートを持つ企業への投資でも、競争優位性だけではなく、現在の株価や企業価値を合わせて考えることが重要とされています。(モーニングスター⁠)

また、現在のモートが10年後、20年後も存在するとは限りません。

技術革新によって、現在の強みが一気に失われる可能性もあります。

そのため私は、

①市場そのものが成長するか
②企業に強いモートがあるか
③そのモートは長期間続くか
④業績が成長しているか
⑤現在の株価は割高ではないか

という5つの視点で、これからも調べていきたいと思います。

まとめ|私は「AIの裏側」に注目したい

今回、私が調べていて特に気になったのは、

KLA


味の素


IDEC


ASML


SpaceX

の5社です。

もちろん、今すぐ全ての銘柄を購入するという意味ではありません。

これから決算や業績、バリュエーションなどをさらに調べて、本当に長期投資する価値があるのかを判断していきたいと思っています。

私が目指しているのは、40歳から資産1億円を作ることです。

そのためには、インデックス投資をコツコツ続けるだけでなく、将来大きく成長する可能性がある企業を自分で調べ、投資について学び続けることも大切だと思っています。

特にこれからの10年は、

AI → 半導体 → ロボット → フィジカルAI → 宇宙

と、技術革新がどんどん現実世界へ広がっていく可能性があります。

そのときに大きな利益を得るのは、必ずしも「AI」という名前が付いた会社だけではないかもしれません。

むしろ、

その産業が成長すればするほど必要とされる企業

に大きなチャンスがあるのではないでしょうか。

これからも私は、「今人気だから買う」のではなく、

「10年後、20年後にも強い会社なのか?」

という視点を持って、将来の投資先を探していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました